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ジョーダン・ピール製作の都市伝説ホラー『キャンディマン』 92年版との繋がりを示唆する本編映像

2021.10.06 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。


ジョーダン・ピール製作・脚本、ニア・ダコスタ監督による都市伝説ホラー『キャンディマン』が10月15日より公開。92年版『キャンディマン』との繋がりを示唆する本編映像が解禁となった。

アメリカに実在する公営住宅地「カブリーニ=グリーン」に言い伝えられる殺人鬼”キャンディマン”の都市伝説。今回解禁となった映像では、主人公アンソニーと恋人ブリアンナ、そしてブリアンナの弟トロイ、トロイの恋人グレイディの4人が、この都市伝説に関連する、忌まわしい過去の出来事を話す様子が切り取られている。それは、ヘレン・ライルという女性の話だ。トロイがこの話を語りだすと、切り絵で再現されたヘレンの物語が映し出されていく。

ヘレン・ライルとは、92年に公開された『キャンディマン』のヒロインのこと。映画本編には約30年前の『キャンディマン』の出来事が散りばめられ、前作のファンも楽しめるギミックが盛り込まれている。

製作とともに脚本を手掛けたジョーダン・ピールは、92年の『キャンディマン』の大ファン。劇場公開当時13歳だったピールは、アメリカのメジャー映画で初めて黒人が主人公かつ敵役として登場した『キャンディマン』に感銘を受けたそうだ。
「子どもの頃からホラーが好きだったけど、黒人のフレディ・クルーガーもジェイソン・ボーヒーズもいなかった。だから『キャンディマン』が登場したときはとても大胆でカタルシスを感じた。ホラー映画に黒人が登場する例はたくさんあるが、この作品は私にとって特に凶悪なものとなった」と明かしている。

自身が新たに手がけようと思った理由については「オリジナルの映画では、ヘレンの視点からキャンディマンの伝説を探っていた。
しかし、あの映画は私に黒人映画のような印象を与えた。私のための映画だ。だからこのゴーストストーリーを黒人の視点から見た映画を作りたかったんだ」と熱い思いを語っている。

本作には、92年版でキャンディマンを演じたトニー・トッドや、赤ちゃんを誘拐された母アン役のヴァネッサ・ウィリアムズが出演している。

映画『キャンディマン』
10月15日(金)全国公開

■原題『CANDY MAN』
■配給:東宝東和
■製作・脚本:ジョーダン・ピール
■監督:ニア・ダコスタ

(C) 2020 Universal Pictures and MGM Pictures. All Rights Reserved. CANDYMAN TM MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

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