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頭蓋骨に埋め込んだ“チタン”が突然変異を引き起こす 『RAW』監督の新たな怪作『TITANE/チタン』4月公開

2022.02.01 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。


『RAW~少女のめざめ~』ジュリア・デュクルノー監督の最新作『TITANE/チタン』が4月1日より公開決定。鮮烈なポスタービジュアルが解禁となった。

本作は、頭に埋め込んだ“チタンプレート”によって引き起こされる突然変異をめぐる物語。幼い頃に交通事故によって頭蓋骨にチタンプレートを埋め込んだアレクシアは、それ以来“車”に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。遂に自らの犯した罪により行き場を失った彼女は、ある日消防士のヴィンセントと出会い、彼の保護を受けながら奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた。

本作のデュクルノー監督は、ベジタリアンの少女が肉を口にしたことから豹変していく『RAW~少女のめざめ~』(16)で鮮烈なデビューを飾った。本作は長編2作目ながら、第74回カンヌ国際映画祭の最高賞・パルムドールを受賞している。鑑賞したエドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と評し、ポール・トーマス・アンダーソン監督は「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と絶賛した。

ビビッドなカラーが目を引くポスタービジュアルでは、主人公のアレクシアが髪をかきあげ、チタンの埋め込まれた頭をあらわにしている。

『TITANE/チタン』
4月1日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー

監督:ジュリア・デュクルノー(『RAW〜少女のめざめ〜』)
出演:ヴァンサン・ランドン、アガト・ルセル
原題:TITANE/2021 年/フランス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/108 分/字幕翻訳:松崎広幸/R-15+
提供:ギャガ、ロングライド
配給:ギャガ

(C) KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020

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