この記事は1年以上前に掲載されたものです。
音が鳴ると現れる“それ”を描くホラー映画『サウンド・オブ・サイレンス』(原題:SOUND OF SILENSE)が1月26日より公開されることが決定した。
故郷へと帰り、生家で過ごしていたエマ。しかし、何かが家の中を徘徊している気配がする。それは、必ず音が鳴っている時だった。
併せた解禁された特報映像では、主人公のエマが“それ”に遭遇するシーンを切り取っている。父親の隠し部屋で見つけた古いラジオ。スイッチを入れると、突如“とある女性”の姿が現れる。消すと、忽然と消えてしまう。再びエマはスイッチを入れ……。最後の「シーッ」が、お上品。
本作は、製作会社XYZ Filmsと新進気鋭の監督ユニット「T3」がタッグを組んで製作された。
監督のアレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラは、『デス・アプリ 死へのカウントダウン』がアメリカ最大のホラー映画祭であるスクリームフェスト・ホラー映画祭に選出され、その後「T3」という映画製作ブランドを創設。イタリアを拠点にいくつかの短編ホラー映画を手掛けた。本作は、2020年に製作した短編をもとに、「T3」初の英語長編映画として完成させた一作となっている。
<ストーリー>
ニューヨークで歌手を目指しているエマは、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、実家で暮らす父親が入院したという報せが入り、恋人のセバと一緒に故郷のイタリアへと向かう。父親は面会謝絶となっており、病院で居合わせた母親に理由を聞くが、急に暴れ出した父親から殺されそうになったと震えるばかりだった。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味だった父親の隠し部屋で、古いラジオを見つける。すると、突然ラジオがひとりでに音楽を流し始める。不審に思いつつもスイッチを切るが、その瞬間何かの気配を感じ取る。エマがスイッチを入れて再び音楽が流れ始めると、“それ”は確実に目の前に現れた――。
『サウンド・オブ・サイレンス』
1月26日(金)より、全国ロードショー
© 2022 T3 Directors SRL