イタリアの監督ユニット「T3」によるホラー映画『サウンド・オブ・サイレンス』が本日1月26日より公開中。本編映像が解禁された。
監督が「『クワイエット・プレイス』の幽霊バージョンであり、『ライト/オフ』の音響バージョンでもある」と表現する本作では、音が鳴ると現れる“それ”をめぐる恐怖が描かれる。ニューヨークで歌手を目指しているエマは、父親の入院の報を受け、恋人セバとともにイタリアへと帰郷する。しかし父親は面会謝絶、母親は暴れ出した父親に殺されそうになったと怯えていた。実家に泊まったエマは父の部屋で古いラジオを発見する。ラジオから音楽が流れると、“それ”が目の前に現れるのだった。
解禁された映像は、何者かに襲われたセバに対し、エマが“それ”の存在を伝えようとするシーンを切り取っている。音を立てないよう筆談をするエマだったが、埒が明かず、ついには“それ”を見てもらおうとテレビの電源をつけ、砂嵐のザーザーという音を大きくしていく……。続く予告映像では、音が鳴ると現れる謎めいた女性の姿も映し出されている。
『サウンド・オブ・サイレンス』
公開中
出演:ペネロペ・サンギオルジ、ロッコ・マラッツィタ、ルチア・カポラーソ、ダニエル・デ・マルティーノ
監督・脚本・撮影・編集・製作:アレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラ
製作:ラファエル・リナルディ、リカルド・スカルヴァ