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映画『エクソシスト』(73)から50年後、悪魔に取り憑かれた2人の少女をめぐる新たな恐怖を描く続編『エクソシスト 信じる者』が12月1日より公開。本編映像をご紹介する。
映像は、取り憑かれた少女の一人・キャサリンの常軌を逸した行動を切り取っている。教会で人々が説教に耳を傾けていると、そこに虚ろな目をしたキャサリンが現れる。“キリストの血”として供されるワインを全身に浴びており、まるで血まみれのような姿だ。キャサリンは次第に「肉と血」と呟きはじめ、狂ったように叫び続ける。神への宣戦布告なのか、彼女の視線の先にはステンドグラスの巨大な十字架があった……。両親が駆け寄り必死で制止しようとするが、半狂乱状態のキャサリンを止めることはできないのであった。
キャサリンの母親・ミランダは、町と教会では中心的な存在で、神に絶対的な信頼を置いており、その強い信仰心が彼女の存在を定義づけている。一方、父親のトニーはミランダの忠実な夫であり、彼女の右腕的な存在。キャサリンを含めた3人の子育てにおいても妻をサポートしているが、キャサリンが悪魔に憑依されたことで自身の信仰心が砕けていくのを感じている。
本作では、悪魔に憑りつかれてしまった2人の少女だけでなく、その両親の行動と心の変化にも注目だ。
『エクソシスト 信じる者』
12月1日(金)より全国公開