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“人形”への信仰を題材にしたタイ発ホラー映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』7月公開

2024.04.04 by

『フンパヨン 呪物に隠れた闇』ポスター

3月の「第19回大阪アジアン映画祭」で上映されたタイ発のホラー映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』が、7月5日より全国順次公開されることが決定した。併せて、ポスターと予告編が解禁された。

タイトルの“フンパヨン”は、タイの伝統的な術式人形のこと。強力な呪文がかけられており、身を守るものもあれば破滅を招くものもあるという。

監督のポンタリット・チョーティグリッサダーソーポンは、「この作品では、フンパヨン(人形)への信仰がタイ社会から決して消えていないことを伝えています。それどころか、人形に対する信仰はさらに強まり、そのことを悪用する悪い輩も出てきています。この映画ではフンパヨンに対するさまざまな考え方を描きました。一番の狙いは観客に恐怖を与えることですが、これまでの監督作品と同じように、人間のいろいろな感情を表現することを心がけました」とコメントしている。

主人公のタムは、出家した兄弟のティーに会うために旅に出るが、ドンシンタム島の寺院で“ティーが住職を殺して消えた”という噂を耳にする。村人たちは人形に妄信的な信仰を寄せており、やがて村を恐怖に陥れる奇怪な出来事が起こっていく。主演は、タイの2大若手スターであるUp(アップ)ことプーンパット・イアン=サマンと、Phuwin(プーウィン)ことプーウィン・タンサックユーン。

『フンパヨン 呪物に隠れた闇』
7月5日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開

© Five Star Production Co., Ltd. 2023

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