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あの“バンビ”も、ホラー映画になっちゃった。 無垢な子鹿が狂獣として描かれる『子鹿のゾンビ』8月公開

2025.06.12 by

ディズニー映画『バンビ』(1942)の原作であるフェーリクス・ザルテン著の児童文学「バンビ 森の暮らし」(1923)に、新解釈を加えて実写映画化してしまった『子鹿のゾンビ』(原題:Bambi: The Reckoning)が8月29日(金)より日本公開されることが決定した。

原作「バンビ 森の暮らし」は人間や自然の脅威と戦う野生動物の厳しい世界を綴った成長記。ホラー小説の帝王スティーヴン・キングはディズニー版の『バンビ』について、「幼少期に最も影響を受けた『バンビ』は、私の恐怖体験と想像力の原点」だと語っている。

原作にぶっ飛んだ新解釈を加えた本作では、純粋無垢なバンビのイメージを完全に破壊。ムキムキな巨体と鋭利なツノや牙を凶器にし、人間に襲いかかる冷酷非道なモンスターとして描かれる(なぜ?)。

特報映像ではその姿がちらりとお目見え。かなり大きいように見えるのだが、子鹿でこのサイズ……ってコト!?

なお、全米での公開は7月予定とのこと。

『子鹿のゾンビ』
8月29日(金)より新宿ピカデリー他全国公開

原題:『Bambi: The Reckoning』
監督・編集 ダン・アレン
脚本:リース・ウォリントン
製作:リース・フレイク=ウォーターフィールド/スコット・チェンバース
原作:フェーリクス・ザルテン「バンビ 森の暮らし」(Bambi: Eine Lebensgeschichte aus dem Walde) 
配給:ハーク、S・D・P

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