2009年製作、残酷なのに“泣ける”タイ発スプラッターホラー『人肉ラーメン』(英題:Meat Grinder)のDVDが7月31日(木)に発売されることが決定した。
過酷な境遇で生きる主人公と、秘められたレシピの真実を描く本作。タイ本国では、ラーメン業界からのクレームにより10分以上カットされた短縮版での公開となったが、日本では全編新訳&デジタルリマスターされたインターナショナル完全版として2024年10月に劇場公開されている。この度発売されるDVDには、この完全版本編を収録する。レイティングはR18+。
本作を手掛けたティワ・モエーサイソン監督は、撮影、脚本、編集を兼任。本作について「憎しみのある社会は、最も恐ろしい。人間の誘惑は、さらに恐ろしい。この映画に偲ばせた意図は現代においてもいくらでも解釈の余地がある」とコメントしている。
屋台を引いて生計を立てるバスは、体の弱い少女・ブアを育てながら、幼少期に父親から受けた虐待のトラウマとギャンブル依存の夫が作った借金返済に苦しんでいた。ある日、大規模な反政府デモに巻き込まれたバスは、学生運動家のアタボンに命を救われるが、その恐怖から外出することができなくなってしまう。そこで、バスは母親譲りの秘伝レシピを活かして自宅にラーメン屋を開業すると、瞬く間に繁盛する。再会したアタボンが手伝うようになり、次第に二人は惹かれ合うが、アタボンはやがてバスのラーメンに隠された“ある秘密”に気づいてしまう。
『人肉ラーメン』DVD
7月31日(木)より発売
配給:ユナイテッドエンタテインメント
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