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「ゴダールが麻薬漬けになって撮ったようなスリラー」とも評された映画史上唯一の養鶏サスペンス『殺しを呼ぶ卵』(68)の最長版が12月2日より公開。卵をモチーフとした様々な物販が解禁となった。
『情無用のジャンゴ』のジュリオ・クエスティ監督が、巨大養鶏場を舞台に人間の果てなき欲望や資本主義の非情を、実験的な映像も交えて描いた本作。このたび上映される最長版には、60年代公開当時の国際版には無かった残酷シーンや異常なシーンが含まれる。本編の異様さを映し出す予告編が話題を集めている。
今回解禁となったのは、一部の上映劇場で販売される“遺伝子操作済/品種大改良たまご物販”。
半熟卵のようなとろみがあり、心を落ち着ける効果がある(かもしれない)新触感スライム「癒やしを呼ぶ卵」(300円)。ホラーお菓子で人気を博す中西怪奇菓子工房。制作による、卵型&ドクロ印の美味しいお菓子「たま卵クッキー」(500円)。卵型&ドクロ印のカプセルにランダムで2つの缶バッジが封入されている「卵(らん)バッジ」(500円)。そして、卵のビジュアルと黄身色のロゴをあしらったTシャツ(3500円)がラインナップ。その他、パンフレット(700円)、2種類のビジュアルのB2ポスター(各800円)が販売される。
『殺しを呼ぶ卵』
12月2日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、ジーナ・ロロブリジーダ、エヴァ・オーリン、ジャン・ソビエスキー、レナート・ロマーノ
監督:ジュリオ・クエスティ
脚本:フランコ・アルカッリ、ジュリオ・クエスティ
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