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『異端者の家』インタビュー映像 恐ろしすぎる悪役を演じたヒュー・グラント「A24は観客の心を乱そうとしてる」

2025.03.25 by

『異端者の家』インタビュー映像

ヒュー・グラント演じる悪役が「死ぬほど恐ろしい」と評された『異端者の家』が4月25日より公開。キャスト3人のインタビュー映像が解禁されている。

本作は、並外れた頭脳を持つ謎の男“ミスター・リード”が、布教活動のために家を訪ねてきた二人のシスターを巧みな話術で説き伏せ、恐ろしい罠に陥れるサイコスリラー。シスターのパクストンとバーンズは、無数の仕掛けが施されたミスター・リードの家から、命がけで脱出しなければならなくなる。『クワイエット・プレイス』の脚本家コンビ、スコット・ベックブライアン・ウッズが監督・脚本を手掛けている。

映像には、ミスター・リードを演じたヒュー・グラント、パクストン役のクロエ・イースト、バーンズ役のソフィー・サッチャーが登場。出演を決めた理由や役作りの方法、作品の見どころといった質問に答えている。

ソフィーとクロエは本作がユニークなホラー・スリラー作品を手掛けるスタジオ“A24”の製作であることに惹かれた様子。またソフィーは、近年主演したホラー映画『ブギーマン』の脚本を、本作の監督コンビが手掛けていたことも決め手となったようだ。今回の脚本も「期待どおり奇妙で最高」と評している。

ヒューは脚本を読んだ印象を「本当に風変わりで歪んでいる」と語り、近年悪役や変わり者の役を積極的に演じているなかで、ミスター・リードという役柄にも強い興味を覚えたようだ。このキャラクターの魅力について「悪魔のようだが楽しい人物」と表現し、彼の動機やバックストーリーを探求するために「連続殺人犯やカルトリーダーについてもリサーチした」と明かしている。

また、本作を「見る人の心を乱して困惑させるような映画」と説明するクロエに続くように、ヒューは「観客の心を乱すのがこの作品の狙いだ A24自体の狙いとも言える」とコメント。アリ・アスターの作品など、見る人を不安にさせるようなホラー・スリラーを積極的に製作(または配給)しているA24だが、ヒューのなかでもそんなイメージなのかも?

『異端者の家』
4月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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