
2022年に劇場公開されたスコット・デリクソン監督によるホラー映画『ブラック・フォン』の続編、『ブラックフォン 2』が11月21日(金)より公開。特別映像が解禁された。
前作で、子供ばかりを狙う殺人鬼グラバーに誘拐・監禁された少年フィニー。断線した黒電話を通じて死者たちからのメッセージを聞き、それを頼りに命がけでグラバーを撃退したのだが……。今作では、グラバーの事件がトラウマになっているフィニーと、夢で未来を予知する妹グウェンのその後が描かれる。

特別映像には、スリリングな本編映像とともに、キャスト陣が本作について語る様子が収められている。「地獄からグラバーの電話さ」とフィニー役のメイソン・テムズ。かつて黒電話はグラバーに殺された犠牲者たちからのメッセージを伝えてくれたが、本作では死者となったグラバーが黒電話を通じてフィニーに接触するのだ。グウェン役のマデリーン・マックグロウは、「誘拐事件が兄のトラウマ」「グウェンは予知能力のせいで魔女扱い」と、大きな危機を乗り越えたはずの兄妹が本作ではさらなる心の痛みを抱えていることを説明する。
前作に続いて監督・共同脚本を兼任するスコット・デリクソンからのコメントも到着。
「今回は、前作を経て深まったフィニーとグウェンの絆を描きたかった」「続編でも、最初から兄妹が強く結ばれている。だからこそ、もう一度その絆を試したかった」と本作の着想を明かし、「今回は、危険にさらされるのがグウェンの方なんだ」「フィニーが唯一“尖がっていない心”を見せるのはグウェンに対してだけ。グラバーはフィニーがグウェンのためなら何でもすることを知っている。フィニーを直接傷つけても意味がないため、グウェンを狙うことでフィニーを崩す。それが物語の軸なんだ。これは単なる“生死”の話ではなく、最愛の人を守る物語なんだ」とそのテーマを語っている。
『ブラックフォン 2』
11月21日(金)劇場公開












