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「ホラー映画のベスト3をあげるなら?」というシンプルながらも悩んでしまう質問を、映画関係者・著名人の皆さんにうかがっていく『ホラー通信』特別企画です。
今回は11月8日公開の映画『ザ・ゲスト』より、映画監督アダム・ウィンガードさんと脚本家のサイモン・バレットさんにお伺いしました。
映画監督 アダム・ウィンガード編
『シャイニング』(1980) 監督:スタンリー・キューブリック
『エイリアン』(1979) 監督:リドリー・スコット
『悪魔のいけにえ』(1974) 監督:トビー・フーパー
<コメント>
ホラー映画のベスト3? 『シャイニング』『エイリアン』『悪魔のいけにえ』、この3つだね!(即答)
監督的な視点で見て、演出が最高であり完璧な作品だと思う。この3つの作品を観れば、あらゆるシーンを撮る上でのベストなチョイスが網羅されている。そんな作品たちだと思うよ。
脚本家 サイモン・バレット編
『ZOMBIO/死霊のしたたり』(1985) 監督:スチュアート・ゴードン
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968) 監督:ジョージ・A・ロメロ
『キャンディマン』(1992) 監督:バーナード・ローズ
<コメント>
コメディの入ったホラーが好きだから、『ZOMBIO/死霊のしたたり』は大好き。そして『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』については、ホラー映画なんだけれど政治的なメッセージがしっかりある作品で、僕が観るジャンル映画のなかでは初めてだったんだ。『キャンディマン』は世の中であんまり人気ないけど、僕は100回くらい観てるよ。僕に大きな影響を与えた作品だね。
<アダム・ウィンガード&サイモン・バレット プロフィール>
2013年11月に日本公開された映画『サプライズ』がスマッシュヒットし、過去作である『ビューティフル・ダイ』も立て続けに日本公開。ホラーオムニバスの話題作『V/H/S』シリーズにも参加しており、2010年代のホラーを担う作り手とされる二人。とっても仲がいいらしい。最新作『ザ・ゲスト』が11月8日に公開。