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10月10日より3日間限定で、あの人気ドラマ『ウォーキング・デッド』の世界を体験できるゾンビハウス『FOXウォーキング・デッドの館』がオープンする。日本初のゾンビキャンプ実施で話題となった方南町お化け屋敷『オバケン』がプロデュースするとあり、その怖さは折り紙付き。情報解禁するやいなや、『ウォーキング・デッド』ファンや怖いもの好きの間で話題騒然となった。
実際に行ってきた
3日間の開催期間と開催地は都内という条件のため、行きたくても行けない方も少なくないはず。一足お先に中を体験させていただけたので、中の様子をちょっとだけレポートする。
今回の『FOXウォーキング・デッドの館』はミッションクリア型のゾンビハウスである。中は5つのエリアに分かれており、所要時間はだいたい15分程度といったところだろうか。しかし体感時間はもっと長い(なぜなら怖いから)。ミッション内容は伏せておくので、行ってのお楽しみだ。
参加方法
ミッションはまず参加するところからスタート。
開催当日、イベント特設サイトで発表される場所に行き、参加PASSを手に入れなければならない。そして、参加PASSを手にした方にのみ、『ウォーキング・デッドの館』の場所が知らされる。
『FOX ウォーキング・デッドの館』
開催日時: 2014 年 10 月 10 日(金)~12 日(日) 14:00~20:00 (3 日間限定)
場所: 方南町駅の“ある場所”にて参加 PASS を受け取って頂いた方にのみお知らせ
※参加 PASS の配布場所はイベント開催日の各日 13:00 に特設サイトにて公開。特設サイト:http://twd-5.net[リンク]
<入り口>
ここが『FOX“ウォーキング・デッドの館”』の入り口だ。
正直言って、この時点でめちゃめちゃ怖い。何故なら、中から“ウォーカー(ゾンビ)”のうめき声、前に入った方の尋常ではない叫び声、一体何をしてるのか分からない「ドンドンドタドタドタ」という謎の騒音が聞こえ、壁が振動しているのである。
なお、ミッションをクリアしないと脱出できないため、苦戦していたらしい前の方の悲痛な叫び声はしばらく続いた。聞いているだけで精神的にかなり追い詰められる。
<エリア1>
ここで、映像によってミッションの簡単な解説がおこなわれる。中は暗く、明かりはモニターの画面だけ。緊張感が高まるが、守るべき家族のことなどを考えて気を強く持とう。
<エリア2>
いよいよ危険なゾーンに潜入。まずは死体置き場でのミッションだ。
シーズン1の第1話に登場した、「DON’T OPEN,DEAD INSIDE(開けるな 死人がいる)」と書いてある病院の扉がここにはある。
ミッションの内容は伏せるが、「誰かクロスボウを!! クロスボウを持ってきて!!」などと叫びながら早速半泣きになったことだけ記しておく。
<エリア3>
撮影NGゾーンのためイメージ画像でご容赦願う。ここでは車を使ったミッションが行われる。運転免許は不要、ただし度胸は必要。映画でもよくある、車でゾンビから逃げるあの感覚を味わうことができる。
<エリア4>
ドアを開けた瞬間から背筋がゾッとする、見るからにやばい血まみれのエリアである。ここではヘッドフォンを使ったミッションが行われる。おそらくいちばん心臓に悪いと思われるゾーンがここで、ミッションをクリアするまで時が永遠にも感じられるだろう。筆者は歯がガチガチ鳴るほど震えた。
<エリア5>
最後のエリアだ。ここまで来ると「よく頑張った」と自分を褒めてあげたくなるが、残念ながらまだ安心はできない。なにも見えない真っ暗な道を、懐中電灯と銃を持って出口を目指して突き進まねばならない。武器があるということは安心感もあるが、それだけ危険にさらされるゾーンであるということでもある。
以上の5つのエリアでミッションをすべてクリアすれば見事脱出だ。
実際に体験してみたが、『ウォーキング・デッド』の登場人物たちが味わっている恐ろしい思いを充分すぎるほど体験できた。そして、「あのドラマは観てるだけで充分だ」としみじみ思うであろう。帰り道も動悸がやまなかったこと、通り過ぎる人が一瞬ウォーカーに見えてドキっとしたりするなどの後遺症があったこともお伝えしておく。
ウォーカーのうめき声が背後からしてきたときの恐怖を体感してみたい方は是非足を運んでほしい。
10月19日からは待望の第5シーズンの放送もスタート。こりゃあますます彼らの応援に熱が入ってしまうね……。
【「ウォーキング・デッド」最新シーズン 放送スケジュール】
『ウォーキング・デッド』 シーズン5
FOXチャンネルにて10月19日(日)放送スタート 毎週日曜よる10時~11時 ほか
★新シーズン放送前にシーズン1~4全話一挙放送 10/4、11、18(土)19:00~