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ジェームズ・ワンがその卓越した恐怖演出に惚れ込み、『死霊館3』(現在製作中)の監督に大抜擢した新鋭マイケル・チャベス。今後ぜひとも注目したい監督ですが、そんなチャベス監督のお手並みを拝見できる嬉しいニュース。
ジェームズ・ワンが製作を務め、マイケル・チャベスが監督する『The Course of La Llorona』が、邦題『ラ・ヨローナ~泣く女~』として日本公開決定です。
本作は中南米に古くから伝わる怪談がモチーフ。ヨローナとは、浮気した夫への嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまった女の名前です。その後悔から川へ身を投げた彼女は、この世を彷徨う呪いとなり、我が子を取り戻すかのように子供を狙ってさらっていきます――そのときには必ず、ヨローナの泣き声が聞こえるのです。……やだなー、こわいなー。
映画では、1970年代のロサンゼルスを舞台に、ヨローナに2人の子供を狙われる母・アンナと、彼女たちを助けるべく名乗り出た神父の戦いを描きます。
製作のジェームズ・ワンは本作を「僕らがよく観るタイプのホラーとは一線を画した恐怖を描く」と自信満々にアピール! 期待できそうですね~!
アメリカ本国では2019年4月公開の本作、日本では2019年初夏公開予定です。続報を楽しみにお待ち下さい!
作品概要
『ラ・ヨローナ~泣く女~』
2019年初夏、全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:lloronamovie.jp #ヨローナ
<ストーリー>
1970 年代のロサンゼルス。とある母親がソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カデリーニ)に助けを求める。子どもたちが危険にさらされているというのだが、アンナはそれを無視してしまう。しかし、これはヨローナの呪い。彼女の泣き声を聞いた子どもは必ず連れ去られてしまう。アンナはシングルマザーで大切な子どもたちがいた。エイプリル(マデリン・マクグロウ)とクリス(ローマン・クリストウ)だ。ヨローナは次にアンの子どもたちを連れ去ろうと狙いを定める。執拗で残酷なヨローナの呪いはとめることができず、助けを求めていたところに、信仰心を捨てようとしていた神父が現れ、最悪の呪いと対峙するのだが――。
監督:マイケル・チャベス 製作:ジェームズ・ワン『死霊館』シリーズ、ゲイリー・ドーベルマン『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
出演:リンダ・カデリーニ、マデリン・マクグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画 宣伝:スキップ
2018 年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:The Course of La Llorona
(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.