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映画祭で全回満席! “奇祭映画”の金字塔が再編集版で蘇る『ウィッカーマン Final Cut』待望の単独公開決定

2020.10.05 12:00 by

大ヒットした『ミッドサマー』の元ネタとも言われる元祖“奇祭映画”を、ロビン・ハーディ監督自ら再編集した『ウィッカーマン Final Cut』が、東京を皮切りに10月より全国順次公開決定。予告編が解禁となった。

本作は2020年8月に開催された「奇想天外映画祭 vol.2」で日本初上映され、全回満席という大反響を巻き起こし、単独公開が待ち望まれていた。

「ある島で少女が行方不明になった」と書かれた匿名の手紙が、スコットランド本土のハウイー警部のもとに届く。ハウイーは島に上陸し捜査に取り掛かるが、島民たちは誰しもが「そんな少女は知らない」と言い張り、少女の母親すらも娘の存在を否定している。調査を進めるなか、ハウイーは遂に、この異教ケルトの神々を信仰する島の人々を統治するサマーアイル卿の屋敷を訪れる。しかしそれは狂乱と神話の儀式にハウイーが巻き込まれる幕開けとなるのであった……。

本作が1973年に公開される当時には、様々な悲劇があった。映画会社ブリティッシュ・ライオンのトップが完成した作品を気に入らず、宣伝告知などを一切せずにニコラス・ローグ監督『赤い影』と併せて公開。しかもそれは、ロビン・ハーディ監督が編集した102分バージョンではなく、88分の短縮版だった。ネガフィルムも紛失し、長らく行方不明の状態が続いていたが、40周年となる2013年にフィルムが見つかり、監督自らが再編集をした94分のバージョンが今回のfinal cut版となる。

予告編では、その奇妙な島の様子と、ハウイー警部の遭遇する怪しげな出来事の一部を見ることができる。裸で踊る女たち、仮装をして行進する島民。行方不明の少女を探すも「そんな少女は存在しない」と言われてしまう。果たして、ハウイー警部は何もかもがおかしなこの島で、少女を見つけることができるのか?

『ウィッカーマン Final Cut』
新宿K’s cinema より10月17日より23日(金)、
アップリンク吉祥寺10月24日(土)より公開、以降全国順次公開

英題:The Wickerman the final cut|2013 年|イギリス|94 分|DCP
監督:ロビン・ハーディー 脚本:アンソニー・シェーファー 音楽:ポール・ジョヴァンニ
出演:エドワード・ウッドワード、クリストファー・リー、ダイアン・シレント、ブリット・エクランド、イングリッド・ピット、リンゼイ・ケンプ
配給:アダンソニア

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