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灯台守の狂気描くスリラー『ライトハウス』公開日決定 劇場設置のチラシに“暗闇で光る”超レア版が……?

2021.04.15 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

『ウィッチ』で鮮烈なデビューを飾ったロバート・エガース監督による注目スリラー『ライトハウス』が待望の日本上陸。「7月公開」とアナウンスされていた本作の公開日が、7月9日に決定した。併せて劇中のヒリヒリとした空気感が伝わる場面写真が解禁。さらに、上映劇場ではチラシの設置が開始されており、限定数で“暗闇で光る”特殊な加工のチラシが含まれている。

ロバート・パティンソンウィレム・デフォーが、嵐のために孤島に閉じ込められ、狂気に飲み込まれていく灯台守を演じる本作。解禁となった写真では、孤島での暮らしの中、2人が少しずつ平常心を失っていく様子が映し出されている。常軌を逸しながら繰り広げられる宴会、一向に来ない本国からの迎えの船を待つ2人……。何かを見つめる老いた灯台守は、怯えた様子で目を見開いている。

“暗闇で光る”超レアチラシ

チラシは、全国の公開予定劇場にて順次設置される。このうち、数十枚に1枚という割合で“暗闇で光る”超レア版のチラシが含まれているそうだ。蓄光塗料が使用されており、明るいところで手にとった際には普通のチラシと同様だが、暗闇のなかで見ると、蓄えられていた光が放出されて鈍く光りだすのだという。

この一風変わったチラシについて、本作の宣伝プロデューサーは「『ライトハウス』はモノクロ映画でありながらも、多彩な光を放つエネルギッシュでスリリングな作品です。チラシもインパクトのある仕様にチャレンジしたいと思い、タイトルでもある“ 灯台 ”をイメージして光るチラシを作りました。暗闇の中で浮かび上がるのは、 物語の舞台となる謎めいた孤島と灯台です」とコメントしている。

レア版チラシはコレクター欲をそそるが、本作のチラシは光らずともとても美しいデザインなので、レア版でなくとも手に入れたいところ。公開日を指折り待つ日々のお供に是非どうぞ。


<チラシ>


<レア版チラシ 発光時>

『ライトハウス』
7/9(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー
https://transformer.co.jp/m/thelighthouse/

監督:ロバート・エガース『ウィッチ』
脚本:ロバート・エガース/マックス・エガース
撮影:ジュリアン・ブラシュケ『ウィッチ』 製作:A24
出演:ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』、ロバート・パティンソン『TENET テネット』
2019 年/アメリカ/英語/スタンダード/モノクロ/109 分/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈 原題:The Lighthouse
配給・宣伝:トランスフォーマー
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