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「描写も主題も“極めて刺激が強い”」 人格を乗っ取る遠隔殺人システム描く『ポゼッサー』特報&強烈ビジュアル解禁

2022.01.28 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

鬼才デヴィッド・クローネンバーグの子息としても知られ、長編デビュー作『アンチヴァイラル』で注目を集めたブランドン・クローネンバーグ監督の最新作『ポゼッサー』が3月4日より公開。強烈な番外編ビジュアルと、特報映像、場面写真が解禁となった。

本作は、“遠隔殺人システム”をめぐるSFノワール。アンドレア・ライズボローが、第三者の意識と肉体を乗っ取って任務を遂行する暗殺者を演じ、彼女に乗っ取られながらも、決死の攻防を繰り広げる男性をクリストファー・アボットが演じている。

特報映像では、ライズボロー演じる暗殺者が、頭に特殊なデバイスを装着して遠隔殺人を行うさまを見ることができる。彼女にコントロールされた女性は、ターゲットに近寄り、迷いなく殺人を行う。監督自身が「刺殺シーンで刺す回数を一回でも減らしたら作品が駄目になっていた」と語る、激しいバイオレンスシーンの一部も映し出されている。

番外編ビジュアルは、劇中に登場する不気味に歪んだ顔を大々的に配し、夢に出そうなほどのインパクトを放つデザインになっている。

第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア 2020」部門で上映され話題を呼んだ本作だが、今回の劇場公開にあたって映倫からは「作品の主題と描写が極めて刺激が強いため、18歳未満は閲覧禁止」との審査がなされ、R18指定となった。映像の描写だけでなくテーマ性も危険だというこの評価は、むしろ観客の好奇心をそそることだろう。

『ポゼッサー』
3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺他全国順次公開
公式サイト:possessor2022.com

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