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ジャンルてんこ盛り台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』ジャンル別ポスター解禁 赤黒い“ホラー”バージョンが異彩を放つ 

2024.04.17 by

『赤い糸 輪廻のひみつ』

ほんとに全部同じ映画なんか。

去年日本で劇場公開され、4月19日より再ロードショーされる台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』。様々なジャンルがミックスされた本作の面白さを表現する、ジャンル別のポスタービジュアル4種が発表された。そのなかには“アクションホラー”バージョンが含まれている。(記事末に個別画像を掲載)

『あの頃、君を追いかけた』『怪怪怪怪物!』のギデンズ・コー監督による本作は、縁結びの神様“月老(ユエラオ)”と輪廻転生をモチーフに描く純愛冥界ファンタジー。落雷で命を落とし冥界に連れてこられたシャオルンは、同じく冥界にやってきたピンキーとともに、“月老”として現世で人々の縁結びをすることになる。ある日、ふたりの前に1頭の犬が現れ、シャオルンは失っていた生前の記憶を取り戻す。それは初恋の相手・シャオミーとの、果たせぬままに終わってしまった“ある約束”だった。

ジャンル別ポスターは、一見ひとつの映画のポスターとは思い難いほどそれぞれまったく異なった雰囲気を醸し出している。冥界ファンタジーバージョンは本作のポップで楽しい世界観を、純愛映画バージョンは一途で切ないラブストーリーを、お犬映画バージョンでは実は本作の主役は犬だということを、アクションホラーバージョンでは復讐に伴うハラハラする顛末が描かれていることを表現。赤黒いアクションホラーバージョンの異彩の放ちっぷりがすごい。

本作は本国台湾でコロナ禍の2021年秋に公開されたにも関わらず、『エターナルズ』(21)や2022年台湾映画興行収入トップの『呪詛』(22)を超えるメガヒットを遂げた話題作。残念ながら権利の関係上、現時点では日本で配信やソフト化の予定が立っていないという。気になっている方は、「観ておけばよかった!」と後悔する前に劇場でどうぞ。

『赤い糸 輪廻のひみつ』
4月19日(金)より下北沢トリウッド他にて再ロードショー

ジャンル別ポスター

<冥界ファンタジーバージョン>

<純愛映画バージョン>

<お犬映画バージョン>

<アクションホラーバージョン>

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