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フェンシング試合で相手を刺殺……「あれは事故だ」 家族への疑念をめぐるサイコスリラー『ピアス 刺心』12月公開

2025.09.12 by


フェンシングと家族への疑念を題材にした台湾のサイコスリラー『ピアス 刺心』(原題:刺心切骨)が12月5日(金)より日本公開されることが決定した。

シンガポールのフェンシング代表として活躍した異色の経歴をもつネリシア・ロウ監督による本作は、台湾で実際に起きた事件監督自身の兄との家族関係に着想を得て作られたもの。

主人公ジージエは、フェンシングの試合中に対戦相手を刺殺し、少年刑務所から7年ぶりに出所した兄ジーハンと再会。「事故だ」という兄の言葉を信じて、ジーハンを警戒する母の目を盗み、兄からフェンシングの指導を受けるようになる。兄弟の時間を取り戻していく二人だったが、幼き日のある記憶がよぎる――川で溺れたあの時、なぜ兄はすぐに手を差し伸べなかったのか? 疑念が深まるなか、悪夢のような事件が起こる。

併せて解禁された特報映像では、再会した兄弟のやり取りと、兄への疑念が消えぬ母の様子を見ることができる。

純粋な弟ジージエを演じたのは台湾の若手実力派俳優リウ・シウフー。傲慢さと脆さを秘めた兄ジーハンをツァオ・ヨウニンが演じる。

『ピアス 刺心』
2025年12月5日(金) より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー

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