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母の抜け殻に入り込んだ“何か”――母娘の介護生活描く『遺愛』“呪い”と異変をめぐる調査資料(2)

2026.06.12 by

企画プロデュース・大森時生(テレビ東京)✕酒井善三監督のタッグでおくる恐怖映画『遺愛』が6月19日より公開される。

母親の介護をひとりで背負う娘を主人公に、“呪い”というものを新たな視点と解釈で描く本作。父の死を機に実家へ舞い戻った佳奈(山下リオ)は、認知症の母の介護を始めるが、次第に周囲で異変が起こり、違和感を覚えるようになる。佳奈と母は呪われているのか、それとも“何か”を呪ってしまったのだろうか? 独占入手した、異変をめぐる調査資料をご紹介する。(第2回/全4回)

前回の記事:父の突然の死、認知症の母の介護――でも、何かがおかしい 酒井善三監督作『遺愛』“呪い”と異変をめぐる調査資料(1)

母の抜け殻に入り込んだ“何か”

認知症の母の奇行が激しさを増し、崩壊していく佳奈の日常。ある日の母は、夕日が差し込むリビングの床に座り込み、一心不乱に何かを並べ続けていた。床に散らばっているのは、粉々に砕かれたガラス片と、切り刻まれた幸せな家族写真だ。

佳奈をさらなる恐怖に突き落としたのは、母が作り始めた“謎の工作物”だった。それは、いびつながらも明らかに人の型をした粘土細工で、手足は不自然にねじ曲がっているように見える。

併せて到着した謎の映像は、母親の表情を執拗に捉えている。じっと目を閉じていた母は突然カチリと目を開き、やがて舌打ちを繰り返す……。佳奈の恐怖は確信へと変わりつつあるが、この家に侵食する何かは、すでに引き返せないところまで潜行しているのだった。

『遺愛』
6月19日公開

©︎2026「遺愛」製作委員会

≪映画『遺愛』 作品概要≫
【タイトル】 『遺愛』
【公開日】 2026 年 6 月 19 日(金)
【監督】 酒井善三
【企画プロデュース】 大森時生(テレビ東京)
【プロデューサー】 藤山晃太郎(テレビ東京) 鈴木祐介(ライツキューブ) 百々保之(DrunkenBird)
【主演】 山下リオ
【出演】 小川あん 藤井京子 / マキタスポーツ
【製作委員会】 「遺愛」製作委員会(テレビ東京 ライツキューブ)
【制作プロダクション】 DrunkenBird
【配給】 ライツキューブ
【公式 HP】 https://tx-iai-movie.jp
【公式 SNS】 X:@iai_movie https://x.com/iai_movie
Instagram: @iai_movie https://www.instagram.com/iai_movie/
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《映画『遺愛』 恐怖連載企画_②概要》

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