人身売買された学生の行く末を生々しく描き、中国本国で上映禁止となった社会派スリラー『盲山』。今年7月に行われた東京・新宿での1週間限定上映への大きな反響を受けて、9月5日(金)より拡大公開されることが決定した。併せて、衝撃的な本編映像が解禁された。
拡大公開は現在、東京・アップリンク吉祥寺、名古屋・シネマスコーレ、大阪・第七藝術劇場、京都・京都シネマが発表されており、全国順次公開とアナウンスされている。
このたび解禁された映像は、本作の冒頭部分にあたる、人身売買業者のおぞましい手口を切り取っている。仕事を探していた22歳の大学生・白雪梅(パイ・シューメイ)が「割のいい仕事がある」と言われ、たどり着いた山奥の村。過酷な旅路に疲れ、いつの間にか眠ってしまった白雪梅が目を覚ますと、何か様子がおかしい。村の人々は、彼女がこの村に“花嫁”として売られたという恐るべき真実を聞かせるのだ。騙されたことに気付いてももう遅かった。現実を受け入れられない彼女がどれだけ喚こうと、この村では誰も聞く耳を持たない……。
『盲山』
9月5日(金)よりアップリンク吉祥寺、Stranger他全国順次公開
【劇場情報】
東京:アップリンク吉祥寺、Stranger 9/5(金)~
名古屋:シネマスコーレ 近日公開
大阪:第七藝術劇場 9/13(土)~
京都:京都シネマ 9/12(金)~
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