
東京会場で13万人を動員、様々なものに対して抱く“恐怖心”をテーマにした展覧会「恐怖心展」が、大阪で開催されることが決定した。期間は3月27日(金)〜5月10日(日)。東京会場での展示内容に加え、大阪会場限定の新作展示も登場するという。
梨(ホラー作家)、株式会社闇、大森時生(テレビ東京プロデューサー)による本展は、単に命の危険や苦痛を伴うもののみならず、ときに説明のつかない不合理さを伴う“恐怖心”を、バリエーション豊かな展示で見せていく。東京会場のレポートはこちら(https://horror2.jp/74368)。

大阪での開催に向け、各人よりコメントも到着している。
<梨/ホラー作家>
無類の怪談好きとしても知られていた芥川龍之介は、『近頃の幽霊』という短いエッセイの中で、こんなことを書いています。
「一般に近頃の小説では、幽霊――或は妖怪の書き方が、余程科学的になつてゐる。決してゴシツク式の怪談のやうに、無暗に血だらけな幽霊が出たり骸骨が踊りを踊つたりしない。殊に輓近の心霊学の進歩は、小説の中の幽霊に驚くべき変化を与へたやうです」
かの文豪がおよそ100年前に残したこの指摘は、我々が生きる現代における『近頃の恐怖』においても、重要な示唆を与えているような気がします。
<頓花聖太郎(株式会社闇)>
私は、多くの『恐怖症』を抱えています。 冷水に顔をつけられないほどの水恐怖症、逃げ場のない閉所への恐怖、そして終わりのない無限への恐怖。 それらは私の一部であり、自身を構成する多様な側面の一つでもあります。いわば、切り離すことのできない「面倒な隣人」です。 しかし、そんな臆病な感性があるからこそ、触れられる世界の質感があるのだと信じています。 大阪の地で、皆様もご自身の内なる『面倒な隣人』と対峙いただけることを楽しみにしています。
<大森時生(株式会社テレビ東京)>
歯がほとんどなく、代わりに粘つく長い舌でシロアリを絡め取る食べ方。アリクイはなんだか怖い。『恐怖心展』は、そうした“説明できない怖さ”を、無理に正当化したり克服させたりはしません。フラットにその感情をそのまま置いて観察してみる。すると恐怖は、敵というより、自分の輪郭を照らすように見えてきます。
『恐怖心展大阪』
■開催期間:2026年3月27日(金)〜5月10日(日)
■営業時間:11:00〜19:30(最終入場は閉館30分前まで) ※イベントの体験所要時間は約90分
■会場:グランフロント大阪 北館地下1階 イベントラボ
■主催:株式会社闇/株式会社テレビ東京/株式会社ローソンエンタテインメント/株式会社毎日放送/テレビ大阪株式会社/株式会社キョードー関西
■企画:梨、株式会社闇、大森時生(テレビ東京)
■会場協力:ナレッジキャピタル
■公式サイト:https://kyoufushin.com/


Ⓒ2026「恐怖心展大阪」実行委員会















