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「狂っちまって、なんにも分からない」 『ライトハウス』一夜限りの“日本語吹替”上映決定 声優陣怪演の予告編解禁

2021.12.23 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。


ロバート・エガース監督による、灯台守の狂気を描くスリラー『ライトハウス』のブルーレイ&DVDが1月14日発売。これを記念し、同ディスクに収録される日本語吹替版の一夜限りの劇場上映が決定した。

上映が行われるのは、東京・立川シネマシティ(1月8日・土)、兵庫・塚口サンサン劇場(1月10日・月)で、どちらも一回限り。全国各地の映画館の中でも、音響にこだわり抜いたトップクラスの環境を持つ2劇場が会場に選ばれた。当日は、限定配布で話題を呼んだ「光るちらし」の配布や、2人の声優のサイン入り吹替版台本の抽選プレゼント特典満載のブルーレイBOXの先行販売が行われる。

吹替版で、老いた灯台守トーマス(ウィレム・デフォー)を演じるのは山路和弘。若い灯台守イーフレイム(ロバート・パティンソン)を櫻井孝宏が演じる。このたび解禁となった吹替版予告編で、二人の熱演を一部聴くことができる。

ほぼ全編2人芝居という本作は、俳優2人の演技合戦の趣もあったが、吹替版声優を務めた両氏もお互いの演技にとてつもない刺激を受けたそうだ。二人のコメントは以下の通り。

<山路和弘氏コメント>
まず台本を開き配役を見る。「若い男」「老いた男」、、、何をっ?! だけかい?!
この仕事をして初めての体験。そして熱い櫻井を見るのも初めてかもしれない。気持ちの良い凝縮された2人の時間だった。タマラナイ映画。是非!!。

<櫻井孝宏氏コメント>
冒頭から嫌なムード満載の展開。モノクロ、正方形の画面に映し出される問答無用の狂気と、錯覚のように散りばめられる奇妙な違和感。謎と捉えていいのか、それとも自分が何かを見落としているのか。そんな不安定な気持ちにさせられる作品です。個人的には、繰り返し鳴り響く霧笛が強く印象に残りました。
トーマス・ウェイク役の山路和弘さんの表現が素晴らしすぎて何度も溜め息を漏らしてしまいました。次第にウェイクが日本語を話しているようにしか思えなくなり、私も幻覚を見ているような気分を味わいました。映画ならではの面白さを堪能できる作品だと思います。ぜひこの映像体験を味わってみてください

『ライトハウス』
1月8日:立川シネマシティ、1月10日:塚口サンサン劇場にて吹替上映
1月14日(金)、Blu-ray&DVD 発売


[画像:光るちらし]


[画像:ブルーレイBOX]

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