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二人の女優に憑依したのは“役”か、“霊”か? 『リング』脚本家・高橋洋の監督作『ザ・ミソジニー』9月公開

2022.06.13 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

『リング』脚本家・高橋洋の監督作『ザ・ミソジニー』 場面写真

『リング』ほか数々のホラー映画の脚本を手掛けたホラー映画の巨匠・高橋洋が脚本・監督を務める最新作『ザ・ミソジニー』が9月9日より全国ロードショー。特報映像が解禁されている。また、本作は一般公開に先駆け、映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」での先行上映も行われる。

女優で劇作家のナオミ(中原翔子)は、かつて自分の夫を略奪した女優ミズキ(河野知美)を、ひと夏借りた山荘に呼び寄せ、芝居の稽古を始める。題材となるのは、ある謎めいた“母親殺し”の事件だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)と共にやって来たミズキは、母親を殺した娘の役を演じるにつれ、事件が起きたのはこの屋敷ではないかと疑い始める。

特報映像では、舞台となる不気味な洋館と、緊張感の漂う女優たちの様相を見ることができる。わずか60秒ほどの映像ながら、宙に浮かんだような鮮やかな赤いドレスなど、いくつもの不穏なカットが強い印象を残す。

高橋監督は、中田秀夫監督の『女優霊』(95)、『リング』(98)、『リング2』(99)の脚本を手掛け、 世界中にJホラーブームを巻き起こした。2004年には、初長編『ソドムの市』を監督。コンスタントに監督作を発表し続け、2018年には監督作『霊的ボリシェヴィキ』が公開された。『ザ・ミソジニー』は4年ぶりの長編最新作となる。

本作の先行上映が行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」では、Jホラーの父・鶴田法男監督が中国で手掛けたホラー映画『戦慄のリンク』の上映も決定しており、Jホラーファンには見逃せないイベントとなりそうだ。

『ザ・ミソジニー』
9/9(金)よりシネマカリテほか全国にてロードショー
misogyny-movie.com

「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2022」
開催期間:7月15日(金)~8月11日(木)
開催場所:新宿シネマカリテ
http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2022
※各作品の上映日は公式サイトにて要確認

(c)2022『ザ・ミソジニー』フィルムパートナーズ

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