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子どもにかぎらず、大人のハロウィン仮装が一般的になりつつある昨今。“可愛らしい衣装を身にまとって、いつもと違う自分を演出!”ってのもまぁいいんですが、せっかくのハロウィン、本気のコワイ路線を目指してみません?
主婦の友社が今年9月に発売したムック本『S Cawaii! Beauty vol.2 コスプレメイク&fashionのアイデアまとめてみた』は、可愛いだけじゃない、ハロウィンに使えるメイク&仮装のアイデアが盛りだくさん。
なかでも、身近な“アレ”でできるリアルな傷口メイク術、美しいSカワモデルたちが“モテ要素”をかなぐり捨てて本気で臨むホラーメイクは一件の価値ありです。
「ゾンビメイク 基本のき」というおおよそギャル雑誌とは思えないタイトルの特集では、死してなお彷徨い歩く死者になりきるメイク術を伝授。
オブラートやティッシュペーパー(!)を使ってつくる傷口メイクは、アイデアもさることながらリアルさも充分。肉が裂かれてる感じが痛々しい……。下手なインディー・ホラー映画より本物っぽいぞ……。詳しいやり方は本誌でチェックしてくださいね!
生気のない白塗りメイクと傷口メイクをミックスすれば、『ウォーキング・デッド』の“ウォーカー”っぽいメイクも実現できそうです。
さらに、Sカワモデルたちの実際のハロウィンメイク事例集は見もの。
人気モデル尾崎紗代子さんが原型を留めないホラーメイク&仮装(ぜんぶ私物)を披露しており、「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ……」と思わず頭を抱えたくなる出来。一体なにが彼女たちをそうさせるのか――。「個性を貫け 血のりに頼れ」という見出しも前代未聞です。『S Cawaii』っていうか『S Cowai』だよ……。
そのほか、ジッパーで顔の皮膚が開いている(ように見える)女子高生や、包帯ぐるぐる巻きファッション、ホラーだけでなくカワイイ系仮装、奇抜アイデア系仮装のコーディネートやメイク術も掲載。どれもファッション性をきちんと確立させているのはさすが『S Cawaii!』ですね。
パーティーシーンで使える実用メイクのほか、普段使いできる基本のメイクも載っているので、年中活用できる一冊になっています。是非ご一読あれ。
ハロウィンシーズンの渋谷を歩くのは勇気がいるな……。