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喰われるか、飼われるか。 冷酷非情な“食人一家”を描くカナダ発ホラー『人肉村』8月公開

2021.05.17 by

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『悪魔のいけにえ』『サランドラ』『クライモリ』……そんな“食人一家”映画の系譜に、カナダから新たな一本が登場。人間を“一匹の肉”として冷酷非情に扱う一家を描いた『人肉村』(原題:Butchers)が、8月20日より全国公開される。

緑に囲まれた郊外の一本道。ドライブ旅行を楽しんでいた男女4人の若者たちが、車の故障で孤立してしまう。そんな彼らを森の陰から“獲物”として狙う者たちがいた。道に迷った者たちを拉致しているワトソン一家は、捕獲した男は食料として食べ、女は繁殖の道具として飼うという鬼畜一家だった。やがて一家の襲撃が始まり、若者たちは次々と捕らえられ、監禁されていく。果たして彼らはこの地獄から逃げ出すことができるのか……。

監督を務めるのは、カナダのテレビ業界で若手演出家兼カメラマンとして活躍し、これが初のホラー作品となるエイドリアン・ラングレー。監督のみならず、製作、脚本、撮影、編集を一手に手掛けている。デヴィッド・フィンチャー監督や三池崇史監督を敬愛するラングレーは、本作で「『セブン』のタッチを狙った」と言い、悪夢のような映像を作り上げている。

食人一家ワトソン家の長男を演じるのは、『ゲヘナ~死の生ける場所~』のサイモン・フィリップス。そのほか、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』『ミッドウェイ』のジェームズ・ヒックスらが出演している。

『人肉村』
2021年8月20日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

2020 年/カナダ/カラー/92 分/R15+
協力:エデン/配給:TOCANA

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