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スティーヴン・コスタンスキ監督によるSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』が7月30日より公開。このたび日本の映倫審査の判定結果が発表され、原題を想起させる“PG”判定となったことが明らかになった。おめでとう、PG(サイコ・ゴアマン)!
原題が「PG(PSYCHO GOREMAN)」の本作は、幼い少女と“残虐宇宙人”の出会いを描いた物語。怒りと憎しみの感情しか持たない残虐宇宙人だが、ひょんなことから8歳の少女に絶対服従せざるを得なくなり、“サイコ・ゴアマン”と名付けられ、子供らしいイタズラに付き合わされる羽目になる。80年代の子ども向けアドベンチャー映画とスプラッター映画の要素を組み合わせた異色作だ。
ドイツやオーストラリアなどでは“R指定”に該当する指定を受けているものの、日本での映倫審査においては「破壊者が二人の男の頭部をもぎ取る描写が肉体損壊にあたる」というコメントとともに、奇跡のPG12判定となった。頭部をもぎ取るのに……?
PG12は「12歳未満の年少者の観覧には親または保護者の助言・指導が必要」というもの。子供たちの鑑賞を禁止するものではないため、本作の主人公と同じく8歳のお子様でも鑑賞が可能だ。
本作のスティーヴン・コスタンスキ監督はカナダの過激映像集団「アストロン6」のメンバーで、『マンボーグ』『ザ・ヴォイド 変異世界』などを手掛け、カルト的な人気を誇っている。
『サイコ・ゴアマン』
7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
公式サイト:pg-jp.com
監督・脚本:スティーヴン・コスタンスキ
出演:ニタ=ジョゼ・ハンナ、オーウェン・マイヤー、アダム・ブルックス、アレクシス・ハンシー、マシュー・ニネバー
2020 年|カナダ映画|95 分|スコープ|5.1ch|DCP|原題:PG(PSYCHO GOREMAN)| PG12
キングレコード提供 アンプラグド配給
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