
「NN4444」『チルド』を世に送り出した気鋭の映画レーベル「NOTHING NEW」の新たなホラー映画『洗浄』が、第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭パノラマ部門に選出された。日本での公開は2027年春を予定している。
本作は、湖畔のリゾートに招かれた一組のカップルが、旅館のおもてなしの裏に隠された“水”に蝕まれていくサスペンス・ホラー。異例のヒットを記録した不条理ホラーオムニバス「NN4444」の同名短編『洗浄』を手掛けた宮原拓也監督の初長編映画となる。主演は入江甚儀、田中真琴。TRPGシナリオ『カタシロ』のディズムが脚本協力として参加している。

見開かれた目をクローズアップしたインパクト抜群のティザービジュアルとともに、特報映像が解禁された。水滴の音がする暗闇で、人と思しきものを引きずる謎の男。何か小声で呟いているようだが……。この映像だけでめちゃくちゃ怖い。
シッチェス映画祭での選出に際し、宮原監督と脚本協力のディズム、主演の二人からコメントが到着。宮原監督は異色の“水ホラー”の誕生について、「もしかすると人間は水を利用して生きているのではなく、水に生かされ、支配されている生き物なのではないかと思うようになりました」とその着想を明かし、ディズムは「水について、人間の根源的恐怖について考えました」とコメントしている。また、主演の入江は本作を「言うなれば、史上最悪のおもてなしバカンス映画」と明快に表現。「湖の威厳ある美しさの中で、不穏な空気に飲み込まれていく感覚をぜひ楽しんでください」と期待を煽った。


コメント全文
<監督:宮原拓也>
本作は、自分にとって初めての長編作品です。キャスト・スタッフをはじめ、多くの方々の力に支えられて完成し、こうしてジャンル映画祭の名門・シッチェスでプレミアを迎えられることを、本当にうれしく思います。
水は人間にとってとても身近で、同時に生きていくうえで決して切り離すことのできない存在です。そんな水について考えているうちに、もしかすると人間は水を利用して生きているのではなく、水に生かされ、支配されている生き物なのではないかと思うようになりました。そこから想像を膨らませていった結果、奇妙な『水ホラー』が生まれました。この映画が異国の地でどのように受け止められるのか、今からとても楽しみです。本作に関わってくださったすべての皆さまに、あらためて心より感謝いたします。今後の続報にも、ぜひご期待ください!
<主演:入江甚儀>
映画『洗浄』がシッチェス・カタロニア国際映画祭に選出され、上映されることが決定いたしました。現状を見据えてしまったが故の無関心と身体を満たした無気力を業として独創的に描ききった作品です。
言うなれば、史上最悪のおもてなしバカンス映画。スタッフ・キャストが全力で挑んだ本作が、映画を愛する世界の皆様の目に触れられる機会を手にし嬉しく思います。世界で思い切り羽ばたいてくれることを心より願っております。
<主演:田中真琴>
映画『洗浄』で主演を務めさせていただいた田中真琴です。歴史ある映画の祭典、シッチェス・カタロニア国際映画祭パノラマ部門に選出いただき、夢のような知らせに胸がいっぱいです。湖の威厳ある美しさの中で、不穏な空気に飲み込まれていく感覚をぜひ楽しんでください。皆さまにどう受け取っていただけるのか、とても楽しみです。
<脚本協力:ディズム>
微力ながら脚本協力で参加させていただきました。
水について、人間の根源的恐怖について考えました。




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