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「奴らと取引したのね」 ルカ・グァダニーノが手掛ける魔女ホラー『サスペリア』ポスター&予告編解禁

2018.12.14 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

2019年お正月映画の目玉と言っていいでしょう。ダリオ・アルジェント監督の魔女ホラー『サスペリア』(1977)を、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が再構築した新しい『サスペリア』。日本版ポスターと予告編が解禁となりました。

舞台は1977年のベルリン。主人公スージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、ダンサーとしての夢を叶えるべくアメリカからベルリンへとやってきます。世界的に有名な舞踊団マルコス・ダンス・カンパニーのカリスマ振付師、マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まり、直々にレッスンを受けることに。しかし周りでは不可解な出来事が頻発、仲間のダンサーたちが次々と失踪を遂げていき……。この場所で、一体なにが起こっているのか――?

赤と黒の大胆なコントラストが目に飛び込んでくる日本版ポスターは、優雅さと不気味さの間をいく独特なムード。小さくて見えにくいですが“A FILM BY LUCA GUADAGNINO”のフォントはオリジナル版『サスペリア』の劇中タイトルやクレジットのフォントを意識していそうですね。このポスターデザインにはグァダニーノ監督もご満悦だった模様で、「素晴しいポスター。この日本のポスターが僕は世界のいろんなバージョンの中で一番好きかも(笑)」とコメントしています。

予告編はこちら。


「彼女は自らの意志で去った」「中に囚われているのかも」「あなたがすべてを操ってる」「奴らと取引したのね」意味深なセリフが次々に飛び出し、不安を煽ります。予告編の最後には、悲痛な叫び声とともに人ならぬ何かの姿が……。色彩が一際鮮やかだったオリジナル版『サスペリア』に反し、彩度をグッとおさえた映像が印象的。音楽を手がけるのはレディオヘッドのトム・ヨークです。

公開をどうぞ、お楽しみに。

作品概要

『サスぺリア』
2019年1月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』
音楽:トム・ヨーク(レディオヘッド)
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ

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