この記事は1年以上前に掲載されたものです。
“ブギーマン”と称される殺人鬼マイケル・マイヤーズの恐怖を描く『ハロウィン』シリーズ最新作、『ハロウィン KILLS』が10月29日より公開。1978年版の生存者が登場する本編映像が解禁となった。
すべての始まりとなる1978年版『ハロウィン』で、ハロウィンの夜に故郷のハドンフィールドで殺戮を繰り広げたマイケル。その40年後を描く前作、2018年版『ハロウィン』では、生存者であるローリー・ストロードがトラウマに苦しめられながらも再びマイケルと対峙する様が描かれた。今作では、ローリーだけではなく、40年前の事件以来恐怖を植え付けられてきたハドンフィールドの住人たちが、諸悪の根源=マイケル・マイヤーズを殺すために立ち上がる。
今回解禁となったのは、ハドンフィールドの住民トミー・ドイルの真剣なスピーチシーン。トミーは、1978年版の『ハロウィン』で、高校生だったローリーがベビーシッターをしていた少年である。
ハロウィンの夜にパブに集まる人々。そこへ、大人になったトミーがステージに立ち、浮かれた人々に警鐘を鳴らす。40年前の悲劇を思い出させ、そして今再び“ブギーマン”がハドンフィールドに恐怖をもたらそうとしていることを、真剣にスピーチするのだった。話を聞いている客の中には、40年前最初にブギーマンに襲われた看護師のマリオン・チェンバース(ナンシー・スティーヴンス)や、ローリーの友人がベビーシッターをしていた少女リンジー・ウォレス(カイル・リチャーズ)の姿もある。「奴の思い通りにはさせない、我々は恐怖に屈しない」――トミーの熱いスピーチは、長らく恐怖に立ち向かい続けているローリーへの乾杯で締め括られている。前作以上の激しい戦いを予感させる、緊張感溢れるシーンとなっている。
『ハロウィン KILLS』
10月29日(金)、TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
(C)UNIVERSAL STUDIOS