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看板メニューは“人肉ケバブ”―― 哀しみのリベンジホラー『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』日本公開

2016.11.09 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

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理髪師が客をカミソリで殺害し人肉パイにする『スウィーニー・トッド』にインスパイアされた、イギリス産のリベンジホラー『K-SHOP』が『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』として日本公開決定。こちらのメニューは人肉パイではなく“人肉ケバブ”です。
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酒に溺れた若者たちが夜な夜な暴れまわる、治安の悪いロンドン郊外のサウスコースト。その一角に佇むケバブ屋は、病気がちな店主とそんな父を優しく支える息子のサラールが切り盛りしていました。店のなかで若者が暴れ警察を呼んでも、来るのは事態が収拾した3時間後。治安の悪化の一途をたどる街、移民だから受ける社会的苦痛。それでも懸命に生き抜いてきた親子でしたが、ある日酔っぱらい客に暴行を受けた店主が死亡。プッツン切れた息子のサラールは、バカな若者どもをミンチにして、ケバブにすることを思いつき――。

監督はこれが初長編となるダン・プリングル。心優しく真面目ながらも、恵まれない環境ゆえに悪に堕ちていく青年・サラールを演じるのはジアド・アバザ。ご期待通りのR18+作品でございます。

今作はヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて2017年1月より開催される特集上映『未体験ゾーンの映画たち2017』にて公開されます。毎年作品数をボリュームアップさせてくる『未体験ゾーンの映画たち』は、なかなか劇場では観られないニッチで質の高い作品が続々上映されますので、1月はなるべく予定を空けておいてくださいね……!

『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』
上映初日:1月31日
『未体験ゾーンの映画たち2017』公式サイト:http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017
監督・脚本:ダン・プリングル
出演:ジアド・アバザ『007 スペクター』/スコット・ウィリアムズ/ダーレン・モーフィット ほか
原題:K-SHOP/イギリス/英語/カラー/16:9 スコープ/120min/R18+
配給:トランスワールドアソシエイツ
COPYRIGHT (C) 2015 WHITE LANTERN FILM (K-SHOP) LTD. ALL RIGHTS RESERVED

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