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『ザ・ヴォイド 変異世界』のスティーヴン・コスタンスキ監督によるSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』が7月30日より公開。監督のインタビュー映像が解禁となった。
残虐な宇宙人(=サイコ・ゴアマン)が生意気な少女の言いなりになってしまう本作について、コンセプトの原点や子役たちとの撮影について明かしている。
「怪物がドラムを叩いているイメージをずっと映像化したかった」というコスタンスキ監督。少女ミミのバンドごっこに付き合わされ、サイコ・ゴアマンがドラムを叩いている本編シーンも動画内に収められている。本作のアイデアを思いついたのは、クライヴ・バーカー原作の『ロウヘッド・レックス』(86)を観ていたときのことで、「怪物が子供たちに制御されながら、冒険に出る物語を作ったら面白いかもと考えた」と監督。また、オムニバスホラー映画『ABC・オブ・デス2』でコスタンスキ監督が担当した「W(WISH)」のエピソードも、本作のヒントになっていることを明かす。
映像の後半では、少女ミミとその兄ルークを演じた子役ふたりについて語っている。生意気なミミをノリノリに演じたニタ=ジョゼ・ハンナ、気弱なルークを演じたオーウェン・マイヤーのオーディション時の様子や、彼らが怪物に囲まれながらノリノリで撮影に臨んでいるメイキング映像も収められている。特にニタは現場のムードメーカーだったようで、監督も「彼女がぶっ飛んだ演技を見せると現場は楽しい雰囲気に包まれた」と明かしている。
『サイコ・ゴアマン』
7月30日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開